【旅程】大阪と近鉄南大阪線の旅

全盲の視覚障害者‘ぶちゃこま’です。
見える夫との仏像をめぐる旅第3弾は、近鉄南大阪線の沿線です。一度は行ってみたかった国立民族学博物館や大阪歴史博物館の観覧と合わせて、2泊3日の旅程を紹介します。

▼ 訪問先リスト ▼

  • 国立民族学博物館
  • 四天王寺
  • 野中寺
  • 当麻寺:本堂・金堂
  • 大阪歴史博物館
  • 難波宮跡公園

「大阪と近鉄南大阪線の旅」の旅程

私たち夫婦が実際におこなった2泊3日の旅程です。メインは2日目なので、お近くの方は日帰りでも意味のある旅になると思います。

【1日目】万博記念公園

はじめての万博記念公園と、一度は行ってみたかった国立民族学博物館をおとずれました。

\12時スタート!/

大阪梅田駅
↓阪急電鉄&大阪モノレール(40分)
万博記念公園駅
↓徒歩(20分)

●国立民族学博物館(120分)

↓徒歩(20分)
万博記念公園駅
↓阪急電鉄&大阪モノレール(40分)
大阪梅田駅

\17時ゴール!/

▼ 一言メモ ▼

1日目は大阪梅田駅を12時にスタート、同じく大阪梅田駅に17時にゴールです。

とても暑い秋の日に訪問したので、万博記念公園内を大汗をかきながら歩きました。だけど、その陽射しのおかげで太陽の塔の影がくっきり。見えない私は、その陰の大きさで、太陽の塔の存在を実感できたのでした。

【2日目】近鉄南大阪線沿線

いよいよ旅のメイン、仏像をめぐる旅の続きです。四天王寺でまっすぐ並ぶ伽藍を体感し、野中寺で白鳳文化最初と言われている弥勒菩薩を拝み、当麻寺で興福寺の仏頭そっくりの塑像にお会いするコースです。

\8時スタート!/

天王寺駅
↓徒歩(15分)

●四天王寺(60分)

↓徒歩(15分)
大阪阿部野橋駅
↓近鉄南大阪線準急(15分)
藤井寺駅

藤井寺駅前停留所
↓近鉄バス 羽曳野線(10分)
野々上停留所

●野中寺(30分)

野々上停留所
↓近鉄バス 羽曳野線(10分)
藤井寺駅前停留所

藤井寺駅
↓近鉄南大阪線 河内長野行(7分)
古市駅(20分)
↓近鉄南大阪線 橿原神宮前行(15分)
当麻寺駅
↓徒歩(25分)

●当麻寺
○本堂(30分)
○金堂(15分)
○境内散策(20分)

↓徒歩(25分)
当麻寺駅
↓近鉄南大阪線 古市行(15分)
古市駅(5分)
↓近鉄南大阪線準急(20分)
大阪阿部野橋駅

\16時ゴール!/

▼ 一言メモ ▼

2日目はJR天王寺駅を8時にスタート、近鉄大阪阿部野橋駅に16時にゴールです。

月に一度だけ拝観できる野中寺の弥勒菩薩半跏像をお目当てに組んだコース。小さな仏さまにお会いしてきました。もう一つの目玉は当麻寺金堂の塑像だったんだけど、それよりなにより伽藍の配置の不思議さに驚きました。行ってみてわかる旅の醍醐味です。

【3日目】大阪谷町四丁目

これまでの旅で、飛鳥・白鳳文化の仏像にはだいたいお会いできたはず。最終日は、なかなかふれることのない難波宮をセレクトしました。

\12時スタート!/

東梅田駅
↓大阪メトロ谷町線(8分)
谷町四丁目駅
↓徒歩(5分)

●大阪歴史博物館(90分)

↓徒歩(3分)

●難波宮跡公園(10分)

馬場町停留所
↓大阪シティバス(25分)
大阪駅前停留所

\15時ゴール!/

▼ 一言メモ ▼

3日目は東梅田駅を12時にスタート、大阪駅に15時にゴールです。

難波宮跡講演は山田寺跡と同様、地面がぼこぼこと整備されていました。歩いてみると遺跡のスケールが体感できますので、視覚障害者にはおすすめです。大阪歴史博物館の音声ガイドも使いやすかったです。前腕くらいの長さのバータイプの音声ガイド機で、バーを耳に当てて聞くものでした。

訪問先の公式サイト一覧

おわりに

見える夫との仏像をめぐる旅第3弾、「大阪と近鉄南大阪線の旅」の旅程でした。

3日目に、同じ起点間を別の交通手段で移動してみました。行きは地下鉄のほうがわかりやすかったけれど、帰りはバスのほうがわかりやすいうえに楽という体験をして、複数のアクセス方法があるときは柔軟に選べるといいと感じました。

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