見えない私の見える夫

このブログ『視覚障害者ダイアリー』にきっと登場する見えない私の見える夫。いっそのこと紹介しておきます。

この記事では‘ぶちゃこま’の夫のプロフィールと、夫がわたくし‘ぶちゃこま’にしてくれたことを書いています。夫の人となりがちょっとばかりわかるんじゃないかしらん。

‘ぶちゃこま’の夫のプロフィール

‘ぶちゃこま’の夫

このブログの運営者である‘ぶちゃこま’ことぶちゃいく小町の夫。
※夫はこのブログの運営者ではありません。

見えない妻の夫歴は20年以上。目は見えています。‘ぶちゃこま’が見えないことを誰よりもわかっているけれど誰よりも気にせずにいられる特殊能力の持ち主。

料理が得意。このブログのテーマが衣食住なのに「食」の話題が少ないのはこの人のせい。和洋中からスイーツまでなんでもつくってくれます。「おいしい」とおだてると小躍りするかわいい人です。

‘ぶちゃこま’の夫が‘ぶちゃこま’にしてくれたこと

私が夫にしてもらってすごいなと思ったことを3つ紹介します。

  1. 結婚してくれた
  2. まっさらな住まいを与えてくれた
  3. 仕事をつくってくれた

以下に詳しく紹介します。

結婚してくれた

してくれたんです、結婚を。見えていた私が見えなくなって、まだ夫じゃなかった夫はどうするのだろうということが失明後の最大の疑問でした。でも、見えない目で見つめていたら結婚してくれたんです。

派手なけんかだってしてきましたし、私は今も戦闘態勢に入れますけど、彼が結婚生活で悟ったことは「勝とうとしなくていい」ということなんだそう。

つまり、なんだ?
競争しなくていいパートナーを持つこと
これが大事!

まっさらな住まいを与えてくれた

小さなアパートをあてがわれました。
※今は私がいたずら書きで描いた間取りの家に住んでいます。(大丈夫か?)

まっさらなところに私の意図だけで暮らせる。その環境は、失明直後の何もできない私をグングン成長させました。見えない私が受けた自立支援はこのまっさらな住まい一つだったと思います。

つまり、なんだ?
見えない人の自立には「まっさらな住まい」があればいい
これが大事!

仕事をつくってくれた

夫がつくってくれた仕事をして勤労と納税の義務を果たしています。

求めてなんぞいなかったし、失明前とは畑違いの仕事でぜんぜんやりたくもなかったんですけど、20年くらいやってます。最近、本当に最近その価値がわかってきて、楽しくもなってきて。この仕事に導いてくれた夫に多少の感謝をしているところです。

つまり、なんだ?
働くことは生きること
これが大事!

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おわりっ!