全盲が2023年にTVerで聴取した連続ドラマ

全盲の視覚障害者‘ぶちゃこま’です。

私は2022年の秋ごろからテレビ番組の聴取にTVerを利用しています。2023年は45本の連続ドラマを聴取しました。オンタイム配信のドラマには「解説放送版」が用意されることが増えてきました。その感想も添えます。

2023年にTVerで聴取した連続ドラマ45本

2023年は45本のドラマを聴取しました。タイトルの前に「※」がついているドラマは「解説放送版」で聴取したものです。

  1. 妹よ(フジテレビ・1994年・和久井映見・10回)
  2. バージンロード(フジテレビ・1997年・和久井映見・11回)
  3. ハコヅメ~たたかう!交番女子(日本テレビ・2021年・戸田恵梨香/永野芽郁・9回)
  4. 恋はつづくよどこまでも(TBS・2020年・上白石萌音・10回)
  5. TOKYO MER~走る緊急救命室~(TBS・2021年・鈴木亮平・11回)
  6. 6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱(テレビ朝日・2023年・高橋一生・10回)
  7. ※女神の教室~リーガル青春白書~(フジテレビ・2023年・北川景子・11回)
  8. ※夕暮れに、手をつなぐ(TBS・2023年・広瀬すず・10回)
  9. ※星降る夜に(テレビ朝日・2023年・吉高由里子・9回)
  10. 101回目のプロポーズ(フジテレビ・1991年・浅野温子/武田鉄矢・12回)
  11. ブラザー・トラップ(TBS・2023年・久間田琳加・9回)
  12. ホームワーク(TBS・1992年・唐沢寿明・11回)
  13. 神様、もう少しだけ(フジテレビ・1998年・金城武・12回)
  14. 地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子(日本テレビ・2016年・石原さとみ・10回)
  15. ハケンの品格(日本テレビ・2007年・篠原涼子・10回)
  16. ひとつ屋根の下(フジテレビ・1993年・江口洋介・12回)
  17. 渡る世間は鬼ばかり 第1シリーズ(TBS・1990~91年・48回)
  18. 殴る女(フジテレビ・1998年・和久井映見・10回)
  19. コタローは1人暮らし(テレビ朝日・2021年・横山裕・10回)
  20. 帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし(テレビ朝日・2023年・横山裕・9回)
  21. 渡る世間は鬼ばかり 第2シリーズ(TBS・1993~94年・49回)
  22. それってパクリじゃないですか?(日本テレビ・2023年・芳根京子・10回)
  23. 白い巨塔 第一部(フジテレビ・2003年・唐沢寿明・10回)
  24. 渡る世間は鬼ばかり 第3シリーズ(TBS・1996~97年・50回)
  25. ※シッコウ!!~犬と私と執行官~(テレビ朝日・2023年・伊藤沙莉・9回)
  26. ※真夏のシンデレラ(フジテレビ・2023年・森七菜/間宮祥太朗・11回)
  27. ※この素晴らしき世界(フジテレビ・2023年・若村麻由美・9回)
  28. ※何曜日に生まれたの(朝日放送テレビ・2023年・飯豊まりえ・9回)
  29. ごめんね青春!(TBS・2014年・錦戸亮・10回)
  30. ※VIVANT(tbs・2023年・堺 雅人・10回)
  31. 渡る世間は鬼ばかり 第4シリーズ(TBS・1998~99年・51回)
  32. ルーズヴェルト・ゲーム(TBS・2014年・唐沢寿明・9回)
  33. 信長協奏曲(フジテレビ・2014年・小栗旬・11回)
  34. 天皇の料理番(TBS・2015年・佐藤健・12回)
  35. ※恋です!~ヤンキー君と白杖ガール(日本テレビ・2021年・杉咲花・10回)
  36. 愛という名のもとに(フジテレビ・1992年・鈴木保奈美・12回)
  37. この世の果て(フジテレビ・1994年・鈴木保奈美/三上博史・12回)
  38. 渡る世間は鬼ばかり 第5シリーズ(TBS・2000~01年・50回)
  39. 大奥2003(フジテレビ・2003年・菅野美穂・12回)
  40. ※たとえあなたを忘れても(朝日放送テレビ・2023年・堀田真由・9回)
  41. Dr.コトー診療所2003(フジテレビ・2003年・吉岡秀隆・11回)
  42. コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(フジテレビ・2008年・山下智久・11回)
  43. 恋人よ(フジテレビ・1995年・鈴木保奈美・10回)
  44. Dr.コトー診療所2006(フジテレビ・2006年・吉岡秀隆・11回)
  45. コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-2nd season(フジテレビ・2010年・山下智久・11回)

「解説放送版」が増えてきました!

オンタイムで配信するドラマに「解説放送版」が用意されることが増えてきました。その労力を想像するとありがたい思いでいっぱいになります。

2023年はTBSの日曜劇場『VIVANT』が大変な話題になりました。

TVerでは『VIVANT』の「解説放送版」は木曜日の配信だったので、全盲の私は日曜劇場ではなくて木曜劇場になりはしましたが、解説のおかげで複数の言語や複雑な伏線を乗り越えることができました。

その後、『VIVANT』は幾度か再配信され、「解説放送版」が配信されることもあればそうでないこともあるようでした。そのほかのドラマも再配信されることがありますが、「解説放送版」が再配信されることはほとんどありませんでした。

このことから、我々視覚障害者はオンタイム配信時の「解説放送版」を大切にしたほうがいいことがわかります。ドラマ聴取に当てられる時間や配信期限の制約といっしょに「解説放送版」の有無も聴取の条件に加えたいと思いました。

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おわりっ!